星見会25周年によせて
72T824工学部写真工学終了 村松幸雄
皆様ご無沙汰しております。前回20周年の時に参加できなかったので今度こそ出張でも作ってと思っていたのですが別の出張が邪魔をしてしまい、またしても機会を逃してしまいました。
星見会が25才だなんてほんとに夢のような話ですね。オランダでは25、50という1/4単位の数えかたが非常に大事で、この手の誕生日、結婚記念日はまさに親戚友人を集めての一大eventです。またお金の札にいたっても25cent、2.5ギルダー、25ギルダーがあるくらいで生活に密着しています。
そんなわけでこの25周年というのは星見会にとっては前回以上にとても意味がある節目だなと思っています。
1972年の5月末、当時の教養学部のたしかC号館で旗揚げをやったことは今でも覚えています。
本来予定していた日は特別に役立つナニの講義のため1日延ばしてやりましたね。
それから部室ぶん取り活動にいそしみ大学祭が終わってすぐ、ついに文サ協(文化サークル協議会)の部屋に住み着き既成事実化して暗室も作ったりして晴れて安住の場所ができました。大学祭ではまだ部屋も取れないので立て看板だけでやりました。
夏合宿はカレーとハヤシライスが交互に出る赤城山、10月にはジャコビニ彗星でたしか各駅停車を乗り継いで青森に遠征しましたね。五所川原駅で降りて適当に歩いて場所探しをしてたら五所川原中学校があって話をつけて屋上を借りて一晩中見てましね。
コンパも七夕だとか学際だとか東京天文台開設記念日だとか、なにかと名目をつけてはしょっちゅうやりました。飲んでは今じゃとても歌えないような歌ばっかりやりましたね、部室や汚い畳敷きの合宿所で。
そんな元気な、いやばかなことをやてきたおかげでオランダにきてからも星だ、山だ、スキーだとどうにか元気でやてます。皆さんもそう思われてるでしょうけど、なんだかんだ言ってもやっぱり道楽があるっていうのがどこにいても大事ですね。
道楽で集まった人が作っている星見会が25年も人の輪をひろげ続け、そして人を結び付けてきたのは本当に感無量です。
星見会で活躍されてる現役の皆さん、これからも存分に活躍してください。
そして我々カノープスの会の皆さん、それぞれの分野で楽しくがんばっていきましょう。
遠方からではありますがお祝いのことばにかえさせていただきます。