いろんなことが起こるとは思っていたけど(ひー)
ハプニングの連続〜〜〜
喜望峰にて(撮影:大泉?)
ひと足はやくアフリカ入りした星ナビ隊 雲がある〜
香港空港の案内板
ヨハネスブルグ行き、搭乗中 と言っているらしい
最初に飲んだ南アフリカビール
香港で乗り換えたあと、機中で12時間半を過ごし、
夜明けのヨハネスブルグに到着
いきなり気温5℃に震えながら見た空は快晴、月と金星がくっきりと輝いていた。こういう晴天というものがあるのか、と一同、日食観測大成功を確信。このあと旅行中ずーーーーっとこうだった。
ヨハネスブルグ空港のカフェで
日食特集号の新聞を前に余裕の笑みの森広さん(仏様とおかあちゃんのご加護で晴天率100%)
日が昇ると一気に暑くなってきた
ビクトリアフォールズ(ジンバブエ)空港
ビクトリアフォールズに着いたら、そこは本当に地方空港だった...トイレが暗く、狭く、ちょっと落ち込んだ
ビクトリアフォールズの両替所
掲示板の一番下にJapanese Yenがあるのだが、レートは表示されていなかった...
ビクトリアフォールズのホテルへ向かうバス
どこまでもブッシュのなかを走る 道端に野生のサルや象の糞を見つけて興奮!
この日はこのあと、ビクトリアフォールズ観光、ザンベジ河サンセットクルーズ、アフリカンダンスショーと忙しい観光日程をこなした。
夜になると、暗い空、乾いた空気という絶好の条件のもと、南天の星空がまばゆくかがやく。(小田さん撮影コーナー参照)
気もそぞろな天文な人々とホテルのアーケードのイタリアンレストランで衝撃的にまずいピザを食べていると、小田、大泉両氏が現れたので、ムシは観望はやめて部屋でワインを飲みながら写真をテレビにつないで見たりした。
小田「あしたは5時に起きてザンビアまでバスで移動だ。ま、なれてるけどね(トルコで)」
ムシ「こっちは飛行機だから余裕ですよー」 ところが、これがまちがいのはじまりだった...
早朝、リニア彗星を見るんだっ、と早起きしたのですが、星座の位置がすっかりちがうため、頭がぐるぐるするばかり。
明け方の月
日食前日の月が昇ってきたところなんかを撮影。雲のように見えるのはビクトリア滝の水煙です。
ビクトリア滝の水(うそ)
翌朝、まず、バスに積まれるはずの荷物が集まってこないというトラブルが。ようやく空港につくと
空港で荷物を広げる人々
飛行機が小さいから全部の荷物は積めない、という事態に。「荷物は別途陸路で運ぶので、どうしても必要な機材はここで出して各自手荷物にしてください」という宣告に、なかばパニックになりながら開梱するのでした。
で、その飛行機はどういうのかというと、
とぼとぼと機材を持って歩むひとびと
で、その内部はというと、
こういうの。8人乗りセスナ。
いざ、飛び立つぞ、というときになって、左のプロペラが動かない。操縦士さんが隣の飛行機に何やらお願いすると、持ってきたのはなんと、「クランク」...まるで喜劇映画のような展開でとにかく飛行開始。
「日食を見るまでは死ねません」
ザンベジ河
滝から下流は深い渓谷になっていて、ラフティングの名所だそうです
滝を上から眺めたところ!
絶景そのものであるが、飛行機の揺れにすっかり酔ってしまった。
焼き畑の煙たなびくサバンナを飛ぶこと1時間半、よれよれになってルサカ空港に到着したのでした。
ホテルから見たルサカ市街
ルサカの町は緑が多く、日食を見に来た外国人に子供たちが手を振ってくれた。
夕食後には「南天の星空解説」が行われました。
夜明けのルサカと金星(ちょっと手ブレ)
ジンバブエから陸送した荷物が届いたのは、朝4時半だったそうです...
夜が明けると、いよいよ日食だ! >日食の巻へ
私はこれまでろくに寝ていなかったので、午前中はぐったり寝てました。
日食後は荷物をまとめて、またビクトリアフォールズに戻るのです。日もとっぷり暮れたころ空港に向かうのはホテルの送迎バスですが、なんと、ヘッドライトがちゃんと点灯しないのです! ゆーれいのような弱い明かりしかつかないのです。対向車がくるたび命がちぢまります...「写真を現像するまでは死ねないぞ」...
帰りはセスナじゃありません。と聞いたときのうれしさも忘れられない。(^^;;
最初に泊まったホテルに戻ったのは夜10時、夕食は???またもや同じ、衝撃スパゲティとビザだった...あれだけはもう食べたくありません
翌未明、リニア彗星やマゼラン雲にもお別れしていたら、闇の中でばりばりっという音がする。なんと象がお食事に来ていたのです。
飛行機から見えた巨大隕石孔のふち(南アフリカ)
アフリカ、いつかふたたび来る日まで、またね〜 (完)
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