2017/05/27 富士ヶ嶺にて

【Nikon D5300(改)の部】

Sh2-27 --- へびつかい座 (2枚モザイク)
ヒガンバナ星雲(NGC6357)、出目金星雲(NGC6334)、エビ星雲(IC4628) --- さそり座

撮影条件

• カメラ: Nikon D5300(改)
• レンズ: AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8 ED-IF (F4)
• ISO感度: 3200
• 追尾: kenko Skymemo S ノータッチガイド
• 画像処理: StellaImage 7(ダーク・フラット補正後、加算平均コンポジット、デジタル現像、レベル補正、トーンカーブ調整他)
  Microsoft ICEにてモザイク合成

気温は10℃
透明度がわりと良かったので、淡い対象にチャレンジした。
富士ヶ嶺では南天は厳しいと思っていたが、Sh2-27は赤緯も高めなのでそこそこ写った。

調子に乗って彼岸花、出目金、エビのセットも狙ってみたが、 さすがに高度不足で光害カブリが激しく背景色が納得できないのと、 薄雲にやられて枚数不足になったことでコントラストも低くイマイチ。

【Canon EOS 60Daの部】

C/2015 V2 (Johnson彗星) --- うしかい座
アンタレス周辺 --- さそり座 (3枚モザイク)

撮影条件

• カメラ: Canon EOS 60Da
• レンズ: Nikkor 180mm F2.8 (F4)
• ISO感度: 3200
• 追尾: Vixen GPガイドパック ノータッチガイド
• 画像処理: StellaImage 7(ダーク・フラット補正後、加算平均コンポジット、デジタル現像、レベル補正、トーンカーブ調整他)
  Microsoft ICEにてモザイク合成

Johnson彗星は 6/12の近日点通過に向けて移動量が大きくなってきた。
ダストテイルの反対側にもごく淡いテイルがある様子。
ただ、イオンテイルなのかダストのアンチテイルなのかまではわからない。

改造カメラのHαの写りに慣れてしまうと 60Daの赤の描写はおとなしく感じてしまう。
M4→アンタレスの延長線のやや上、画面左端近くに、偶然小さく 71P(Clark彗星)が写っていた。