2017/10/26 富士ヶ嶺にて

【Nikon D5300(改)の部】

NGC1499(カリフォルニア星雲)周辺の分子雲 --- ペルセウス座
ぎょしゃ座中央部の星雲星団群 --- ぎょしゃ座
Sh2-240(超新星残骸) --- おうし座
(Sh2-264)エンゼルフィッシュ星雲 --- オリオン座

撮影条件

気温は5℃→3℃

透明度がわりと良かったので、淡い対象にチャレンジした。
しかし、あれこれミスが重なりさんざんな結果となった。

ペルセ・ぎょしゃ方向撮影時に F値設定を F2.8に間違えるという初歩的ミスをやらかし悲惨な仕上がりに。
Sh2-240は 20枚ではまだまだ枚数不足だった。
エンゼルフィッシュはバッテリー切れ。 予備2つも使い果たしていたので 9枚しか撮れず、これも枚数不足。
さらにダークも撮れなかったので、 ほぼ同じ温度・時間条件の 2016/11/03取得分で代用している。


【Canon EOS 60Daの部】

M45(すばる) --- おうし座
hχ(二重星団) --- ペルセウス座
冬の大三角(2枚モザイク)

撮影条件

久しぶりに、しかも平日に急きょ出撃したので事前のバッテリ関連のチェックが甘く、 ドタバタの撮影になってしまった。
カメラに装着したバッテリパックは意外に自己放電が大きい(?)ようで 2ヶ月前に満充電で装着しておいたものが半分くらいにまで減っていたのが痛かった。

当初、180mmを オートガイダ付 SWAT-300に載せて M45の撮影を開始したが、 極軸の設定に問題があって赤緯方向のズレが許容範囲を超えてしまったので、 何度か途中で調整したりしていた。
枚数を稼ぐため、構図が若干ズレたものも合わせてコンポジットしたので トリミングしている。

hχ撮影時には、オートガイドケーブルが断線したのか、 赤経方向のコントロールが効かずキャリブレーションができなくなり、 オートガイダの使用を断念。
そのため素材はピクセル等倍で見るとほぼすべて赤経方向または赤緯方向に少しずつ流れている
さらに SWAT-300駆動用のバッテリが切れたので 7枚しか撮れなかった。

最後は 30mmと予備で持参していた Skymemo Sに変更して冬の大三角をモザイクで撮ってみた。
低空の光害カブリの補正が難しすぎて、どうしてもつなぎ目が見えてしまう。


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