Hαによるバラ星雲
RGBから仕上げたもの
ダークファイル作成時のコンポジットを加算平均/バイキュービックにしてみたもの
Rチャネルのデータのみで処理したもの
気温は10℃。
青ハロの多いツチノコも Hαで使えばシャープなはず、
というコンセプトの実証実験。
実験だったのでフラット補正はしていないが、十分に迫力ある画像を得られた。
冬の対象のシーズンも最終盤になっていて、
撮影が終わるころのバラ星雲の高度は 15度くらいしかなかったので、
高度が高く透明度がいい条件であれば、もっとコントラストよく撮れるかもしれない。
もっといろいろな対象で確認したかったが、この一対象だけで精いっぱいだった。
Hαだと露光時間がどうしても長くなるので、
夏の対象が十分に露光時間をかけられるようになるまではしばらくおあずけか。
デジタル一眼 + Hαで撮影すると
Bチャネルは極端な露光不足でノイズが非常に大きいことがわかったので、
Rチャネルのデータのみを抽出して処理するようにしてみた。
ベイヤー配列の 1/4しか使用しないので画像の画素数は減るが、
全体に滑らかになって星もシャープになるような気がする。