2018/11/30 富士宮(自宅)にて

NGC7822 (クエスチョンマーク星雲) @ケフェウス座 (Hα)
エンゼルフィッシュ星雲(Sh2-264) @オリオン座 (Hα:モザイク素材)
エンゼルフィッシュ星雲(Sh2-264) @オリオン座 (Hα:モザイク素材)
エンゼルフィッシュ星雲(Sh2-264) @オリオン座 (Hα: 2枚モザイク)

撮影条件

• カメラ: Canon EOS 60D SEO-SP4
• レンズ: Nikon Nikkor 180mm F2.8ED (F2.8)
• フィルター: Astronomik Hα EOS用 (半値幅 12nm)
• ISO感度: 4000
• 露光時間: 160秒
• 追尾: SWAT-300 ノータッチガイド
• 画像処理: raw2fitsで抜き出した Rチャネルのみを使って、 StellaImage 8(ダーク・フラット、加算平均コンポジット(σ=1.4クリップ)、デジタル現像、レベル補正、トーンカーブ調整)

気温は 9℃→7℃。

寒気が入って湿度も若干下がったので透明度が上がるかと期待していたが、 薄雲が湧いてしまって透明度はかなり悪い。
それでも NGC7822は思っていたよりはよく写った。

46P/Wirtanen を撮影する気満々だったのに、 ちょうど高度が上がって撮りごろになる頃から曇ってしまって、 再び晴れたときにはもう高度が 30度を切ってしまっていて取れなかった。

エンゼルフィッシュのモザイクは、 前半(西側)はまだ月明かり(月齢23)の影響が少なかったが、 後半は月の高度が上がってバックが明るくなってしまったことと、 目には見えなかったが全天が薄雲に覆われていたようでコントラストが低く、 素材間の差が大きくなってしまった。
そのせいか MS ICEでの合成がいつもと違って自動では行えなかった。
画面の左右でノイズのレベルが全然違っているので再撮影候補。