2019/03/08 富士宮(自宅)にて

Sh2-310 @おおいぬ座 (Hα)
バラ星雲周辺 @いっかくじゅう座 (Hα)
Sh2-9、アンタレス周辺 @さそり座 (Hα)
Sh2-1, Sh2-7, Sh2-9、アンタレス周辺 @さそり座 (Hα: 2枚モザイク)

撮影条件

• カメラ: Canon EOS 80D(SEO-SP4)
• レンズ: AF-S VR Micro Nikkor 105mm F2.8 ED-IF (F2.8)
• フィルター: SVBONY Hα EOS用 (半値幅 7nm)
• ISO感度: 5000
• 露光時間: 160秒
• 追尾: SWAT-300にてノータッチ追尾
• 画像処理: raw2fitsで抜き出した Rチャネルのみを使って、 StellaImage 8(ダーク、フラット、加算平均コンポジット、デジタル現像、レベル補正、トーンカーブ調整)

気温は 6℃。
昼間よく晴れすぎて透明度はいまひとつでコントラストが低い。
また、Sh2-310撮影時には雲が頻繁にとおり、コンポジットに使えたのは 18枚のみ。

さそり座頭部は 03/07撮影分と合わせた 2枚モザイク。
いわゆるカラフルタウンも Hαで見ると全然雰囲気が違うのが面白い。
アンタレスが異常に明るく写るし、Sh2-9の存在感もすごい。 逆に、カラーだと目立つアンタレス周辺のオレンジの反射星雲のうちアンタレスの南側はほとんど目立たない。
意外なところでは、アンタレスの北の青い星雲(IC4604)はまったく写らないだろうと想像していたのに淡く形が見えている。

昼間は花粉が大量に飛んでいて、花粉光環がずっとよく見えていた。