2020/02/23 富士ヶ嶺にて

D5500(HKIR)の部

オリオン座中央部 (2枚モザイク)
カモメ星雲(IC2177)周辺@いっかくじゅう座
バラ星雲、クリスマスツリー星団、コーン星雲周辺@いっかくじゅう座
M35、クラゲ星雲(IC443)、モンキーフェイス星雲(NGC2175)周辺@ふたご座、オリオン座

撮影条件

気温は 2℃→2℃。
黄砂がきていたようでやや透明度が悪かった。
この冬は異常高温が続いているが、ひさびさにこの時期らしい寒さだった。

この冬は天気が悪く、シグマの 135mmを使う機会があまりなかったが、 1年ぶりに使った。
どうもフォーカスが温度変化に敏感なのか、しっかりフォーカスリングを固定していても徐々にズレる傾向がある。
他のレンズでは一度固定してしまえば一晩ずっとそのまま撮り続けられるが、 このレンズは撮影対象ごとにちゃんと確認しないといけなさそう。
オリオンのモザイクは先に撮った北半分はシャープだが、 後に撮った南半分は微妙に星が大きく、つなぎ目がひどく目立ってしまった。


EOS 80D(SEO-SP4)の部

暗くなったベテルギウス@オリオン座とバラ星雲@いっかくじゅう座 2017/12/21 自宅で撮影したオリオン座 (Hα 12nm)
カモメ星雲@いっかくじゅう座から Sh2-310@おおいぬ座を経てガム星雲(Gum 12)@とも座へ
勾玉星雲(IC405)周辺@ぎょしゃ座とカリフォルニア星雲(NGC1449)pペルセウス座

撮影条件

変光星のベテルギウスは、 2019年 12月くらいには肉眼で見てもはっきりわかるほど大きく減光していて、 一時は 1.6等台(二等星)になっていたという情報もあるが、 2020年 2月上旬を底に増光の兆しがあるので、 最後のチャンスと思って Hαでの写り具合を確認してみた。
2017/12/21に自宅で撮影した画像では(赤い)ベテルギウスは明らかに(青白い)リゲルより明るく写っているが、この日はほとんど同じくらいの明るさで写っている。
使用したフィルターの半値幅が違う(12nm ⇔ 7nm)ので単純な比較はできないが、 傾向として Hαでも眼視同様に減光しているというのは確かだと思う。


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