2020/05/29 富士ヶ嶺にて
D5500(HKIR)の部
北アメリカ星雲(NGC7000)@はくちょう座
干潟星雲(M8)、三裂星雲(M20)、M23(散開星団)@いて座
アンタレス周辺@さそり座
撮影条件
- カメラ: Nikon D5500(HKIR)
- レンズ: Sigma 135mm F1.8 DG HSZ (F2.8)
- ISO感度: 3200
- 露光時間: 80秒 (×32)
- 追尾: SWAT-300にてノータッチ追尾
- 画像処理: StellaImage 8(ダーク、加算平均コンポジット(σ=1.4)、デジタル現像、カブリ補正、レベル補正、トーンカーブ調整、カラー調整)
気温は 12℃→10℃。
透明度はそこそこだったが現地到着時は曇っていて、北天から晴れ始めたので、
変な撮影順になった。
24時から 26時くらいまで雲の通過に悩まされた。
北アメリカ星雲は薄雲が通過したようでデネブなど輝星が滲んでしまった。
アンタレス周辺の撮影開始時には快晴になって透明度もかなりよかったが、
すでにかなり高度が下がっていたのと、最後の数コマは薄明にかかっているなど、
全体にコントラストが低かったので残念な感じ。
前回までの教訓(このレンズは撮影対象ごとにフォーカス確認が必要)を
またしても活かせなかった。横着は禁物。
EOS 80D(SEO-SP4)の部
はくちょう座の H-II領域 (Hα)
いて座方向の H-II領域 (Hα)
撮影条件
- カメラ: Canon EOS 80D(SEO-SP4)
- レンズ: Sigma 30mm F1.4 DG HSM (F2.5)
- フィルター: SVBONY Hα EOS用 (半値幅 7nm)
- ISO感度: 12800
- 露光時間: 80秒 (はくちょう:×35 いて:×20)
- 追尾: SkyMemo Sにてノータッチ追尾
- 画像処理: raw2fitsで抜き出した Rチャネルのみを使って、 StellaImage 8(ダーク、フラット、加算平均コンポジット(64枚)、デジタル現像、レベル補正、トーンカーブ調整)
はくちょうは雲の通過で使えるものが 35枚しかなく、
いてに至っては撮影開始時にすでに薄明が始まっていたので 20枚が限界だった。
いずれも枚数不足でノイズがひどいが、
今後、モザイクの際の構図決定の参考用として利用できるはず。
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