2021/11/10 富士宮(自宅)にて

網状星雲の東あたり(モザイク素材) @はくちょう座 (Hα)
はくちょう座の星雲群モザイク習作 (Hα)
Sh2-126 @とかげ座 (Hα)
Sh2-240 @おうし座 (Hα)
M42、馬頭星雲(IC434)、燃える木星雲(NGC2024)など @オリオン座 (Hα)

撮影条件

• カメラ: ZWO ASI2600MM Pro
• レンズ: Nikkor 180mm F2.8 ED (F2.8)
• フィルター: ZWO Hαフィルタ (半値幅 7nm: 48mm)
• gain 0 / 冷却: 0℃
• 露光時間: 240秒
• 追尾: Vixen SXP + Lacerta M-GENにてオートガイド
• 画像処理: カメラが吐き出した FITSをそのまま Stella Image 9で処理。 (フラット補正、σクリップ(1.4)加算平均コンポジット、デジタル現像、レベル補正、トーンカーブ調整)

日没直後はよく晴れていたがすぐに雲がわき始めて頻繁に通過する状態だった。
はくちょう座が沈む時間が早まっているので無理やり撮影開始。
22時を過ぎて Sh2-240 & M42を撮影するころにはようやく快晴となった。
そのため、はくちょうは 7枚、Sh2-126は 8枚しか使えなかった。
さらに全体に星像が大き目。フォーカスが甘いかもしれないが露光時間が長い影響もあるかも。

ダイナミックレンジを最大限確保するため gain 0で露光時間を長くしてみた。
総露光時間を従来と同じくするため枚数は 20枚に抑えたが、 コマあたりの露光量が増えたためか無理な強調処理をしなくてもよくなった気がして、 結果的にザラザラ感も減っている気がする。(主観)
次回は露光時間を 360秒で枚数を 14枚にして比較してみる予定。 (光害による限界を知っておく必要もあるかも)