2024/04/01 県道71号 本栖展望台にて

12P (Pons-Brooks) 19:18 / ISO640 30秒

同上: モノクロ化・反転して尾の構造をわかりやすくした

撮影条件

前夜から朝にかけて小雨が降ったが、天気予報では夕方は快晴、しかもこの先しばらくは曇りがちという予報だったので、クルマにカメラと SWAT-300を積み込んで出勤し、定時ダッシュで撮影に向かった。
平地では気温 17℃ほどだったが現地では 8℃。
通常、平地との気温差は 5℃程度なので甘く見て防寒具を少ししか持っていかなかったので寒かった。

黄砂の影響か低空は特に透明度が悪いが、8×42双眼鏡で簡単に見つかり、1度ほどの尾も確認できた。
それでもまだ肉眼では存在確認もできなかった。
一昨日と変わらず 4等台半ばといった感じ。
ただ、イオンテイルの構造は複雑で幅も広く、ねじれて絡み合っているような姿は核がゆっくり回転している様子を想像させる。
また、黄色味を帯びたダストテイルも広がり始めているように見える。
彗星の下の輝星はαAri(ハマル: 2.0等)。

空が暗いために 3等から5等くらいの人工衛星がとても数多く見えて驚いた。
自宅で見ている分にはまったく気づかなかったが、これでは一発撮りの星座写真などは撮影困難になるだろうと思った。


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