2025/11/30 富士宮(自宅)にて
NGC7293 @みずがめ座 (Hα)
Sh2-278 @オリオン座 (Hα) - リゲルの北東
撮影条件
- カメラ: ZWO ASI2600MM Pro
- レンズ: PENTAX 100SDUF 直焦点 (F4)
- フィルター: ZWO Hαフィルタ (半値幅 7nm: 48mmφ)
- gain: 200
- 露光時間: 120秒
- 追尾: Vixen SXP + Lacerta M-GEN + QHY miniGuideScopeにてオートガイド
- 画像処理: カメラが吐き出した FITSをそのまま StellaImage 10で処理。(フラット補正、加算平均コンポジット(σ2.2)、デジタル現像、レベル補正、トーンカーブ調整) --- ダーク補正はなし。
どうも子午線通過後にオートガイダーの(?)調子が悪くて歩留まりが悪いし、星像が大きくなっている。
東をかなり重くすると少し改善するが、子午線通過前と比べて明らかに動きがおかしい。
原因不明。こまった。
連日よく晴れるが結露がひどくて機材はビショビショ。
モザイク試写
IC2177 @いっかくじゅう座 (Hα)
撮影条件
- カメラ: ZWO ASI2600MM Pro
- レンズ: PENTAX 100SDUF 直焦点 (F4)
- フィルター: ZWO Hαフィルタ (半値幅 7nm: 48mmφ)
- gain: 700
- 露光時間: 30秒×20(オートスタック) × 6パネル
- 追尾: Vixen SXPにてノータッチ追尾
- 画像処理: SharpCapでオートスタックして保存した processed JPEG 6パネル分を StellaImage 10でフラット補正とレベル調整をして TIFFで保存、MS ICEでモザイク合成して TIFF出力し、再度 StellaImage 10でトーンカーブ調整) --- ダーク補正はなし。
- 中心座標:
- α: 07h 03m 00s, 07h 11m 00s, 07h 19m 00s
- δ: -12d 00' 00", -9d 00' 00"
NGC1499(カリフォルニア星雲)のモザイク素材を撮影していて、
いつの間にかカメラが少し回転していたことに気づいて修正したので、
確認のための試写をした。
きちんと東西が出ていて、しかもモザイク合成時に無駄が出ないことや
全体の構図に問題ないことを短時間の撮影で確認したかったので、
SharCapのオートスタックを使って 1パネルあたり 10分程度の露光で
画質はそこそこの素材画像を取得し、
それを素材としてモザイク合成してみたらきれいにつながることが確認できた。
6パネル合計でも1時間ほどで撮影が完了するので、効率的に試写ができてよかった。
今後も便利に使える手法だと思う。
各素材の中心座標も問題なさそうなので、
通常の撮影方法で各パネルを撮って仕上げたい。
モザイク素材撮影の際、この筒・カメラの組み合わせでの中心座標の移動量は
キリのいいところで、
でよさそう。赤緯が高くなれば赤経の移動量はもっと大きくてもよくなる。
無断転載・複製はご遠慮ください。
© Copyright 2025 Satoru Yamane, all right reserved.