皆既日食 トルコ編

その8 帰国の巻


その7から続く

8月14日(土) 9日目

今日は9時にホテルを出発し、空港へ行ってSQ403便で来た時とは全く逆のコースで帰るのだ。お土産は写真だ、ということでこれまでに買ったのは手編みの靴下だけだ。トランクはスカスカである。

空港に着くと結構混雑している。残ったトルコリラを使っちゃわねばと思ったが何せ買いたい物が無い。仕方がないのでお口すっきりの現地の飴を買って終わりだ。いつもは地元の酒をたいてい1本買うのだが、昨日飲んだラクは甘みを感じるので好みじゃない。ウイスキーだったらシンガポールでいいや、とあきらめた。

飛行機はほぼ時刻どおりに出発した。今度は東へ向かうので時間の過ぎるのは早い。給油のためのドバイに着いた時は夕方だ。タラップを降りると猛烈に暑い。気温は41度だと。夕方でもこの暑さは凄い。空港までのバスで窓に手をつけたらガラスが熱いのだ。こんな所には長くは住めないなあ。(石井君は確かこの辺にいた事があったね)空港で見かける地元の女性は目だけを出している。イスラム教の教えは厳しいんだね。あれじゃ暑いぜ。

再び飛行機は飛び立ちシンガポールへ向かう。暇なので映画を3本も見てしまった。

 

8月15日(日) 10日目

最終日だ。シンガポールには6時頃に到着。乗り換えて成田へ向かうのだ。待ち時間が約4時間。ここでも結局お土産は買わずじまいだった。待ち時間は行きでも使ったOpen Spaceで過ごす。今度は天文ガイドスタッフの柏木君(まだ20代の若者だ)と福岡から来た公務員の女性と我々2名の4人でビールを飲みながらあれこれしゃべっているうちに集合時間となった。

今度はジャンボでSQ012便。成田経由でロスまでのフライトだ。これもほぼ定刻の9:50に出発し、成田到着は17:35の予定だ。このへんは記憶もほとんど無い。

成田にはこれもほぼ定刻に到着。荷物を取って税関へ行く。なんにもなくてあっさり通過。ここで大泉君ともお別れだ。カミサンと長男が迎えに来ている。すぐに見つかり土浦に向かった。

 

 続きはエピローグ


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