木星 - 2023シーズン
*印は ALPO-J に報告したもの2023年11月
- 2023/11/02 自作 D=150mm F8.4 ニュートン直焦点 + 2×バーロー
- 2023/11/03 - 衝 - 自作 D=150mm F8.4 ニュートン直焦点 + 2×バーロー (フィルターホイール使用テスト含む)
- 2023/11/07 自作 D=150mm F8.4 ニュートン直焦点 + 2×バーロー (フィルターホイール使用)
- 2023/11/08 自作 D=150mm F8.4 ニュートン直焦点 + 2×バーロー (フィルターホイール使用)
- 2023/11/13 自作 D=150mm F8.4 ニュートン直焦点 + 2×バーロー (フィルターホイール使用)
- 2023/11/17 自作 D=150mm F8.4 ニュートン直焦点 + 2×バーロー (フィルターホイール使用)
- 2023/11/21 自作 D=150mm F8.4 ニュートン直焦点 + 2×バーロー (フィルターホイール使用)
- 2023/11/22 自作 D=150mm F8.4 ニュートン直焦点 + 2×バーロー (フィルターホイール使用)
- 2023/11/23 自作 D=150mm F8.4 ニュートン直焦点 + 2×バーロー (フィルターホイール使用)
ZWO ASI462MC + FireCapture + AutoStakkert!3 + WinJUPOS + Registax6
T: 3/5 S: 2-3/5
仕事の関係でなかなか観測ができずにいたが、2023年10月末で退職したので観測を再開した。(とはいえ、今年も春以降連日夜間の曇り続きだった。)
気流はこの時期らしく落ち着かないものだったが、木星の赤緯が年々高くなっていることで 21時には高度が 50度に達するので、写りは意外と良い。
2枚目の衛星はイオでこの後木星の背後に隠れ、5枚目で再び現れた。
GRS前方の STBが 30度ほど淡くなっているが、気流が悪化してディテイルが写せなかったのが残念。
ZWO ASI462MC + FireCapture + AutoStakkert!3 + WinJUPOS + Registax6
T: 2/5 S: 3/5
風も弱く星の瞬きも少ない惑星撮影日和だったが雲が居座ってしまい、夏場のような雲の隙間をかいくぐっての落ち着かない撮影になった。
ルーティンの 12本 1セットを撮りきれず、ややノイジーだが、GRS周辺がかなり活発がわかる。また、ガニメデの模様が写っているような気が...?
1枚目はバーローレンズとカメラの間にフィルターホイールをつけた場合のテスト撮影。バーローとカメラの距離がかなり長くなるので像のサイズが大きくなるが、まだ高度が低いせいか写りが悪く、芳しくないので元に戻した。
一度完全に曇ったため撤収したが、25:30くらいに晴れ上がったので再度展開して撮影。再度フィルターホイールをつけて試写したが、像が大きくて見やすいので少し続けてみることにする。
ZWO ASI462MC + FireCapture + AutoStakkert!3 + WinJUPOS + Registax6
T: 4/5 S: 1/5
前夜の寒冷前線通過後、透明度よく晴れあがったが気流は極悪でディテイルは不明。
NTBが RGBではほとんど見えないのに CH4では目立つ。
画面右端の衛星はエウロパ。
ZWO ASI462MC + FireCapture + AutoStakkert!3 + WinJUPOS + Registax6
T: 2-4/5 S: 2-4-3/5
夕方いったん雲が広がったが、21時過ぎから晴れ始めた。
22:30くらいまでは雲間からの撮影で気流は安定しておらず雲の通過でモニタでは木星が見えなくなることもたびたびで、そのせいか位置合わせがうまくいかなかった。
その後ほぼ快晴が続き、南中前後は気流もわりと安定していたので可視光とメタンバンドを交互に撮った。
メタンバンドの wavelet処理のパラメータを変えてみた。(これまでは可視光と同様に layer 1のみで調整していたが、layer 2, layer 3も少し加え、schemaとして Dynamic(可視光は Linear)を使用するようにした。)
これまでより模様がわかりやすくなったので、しばらくこれで続けてみる。
ZWO ASI462MC + FireCapture + AutoStakkert!3 + WinJUPOS + Registax6
T: 4/5 S: 1/5
前夜に寒冷前線が通過し、一気に寒くなって気流も悪化。
ディテイルらしいディテイルは写らない。
ZWO ASI462MC + FireCapture + AutoStakkert!3 + WinJUPOS + Registax6
T: 4/5 S: 1/5
当日午前中に寒冷前線が通過し、雨上がりで機材の結露がひどかった。
冬型の気圧配置で気流も悪い。
STBが CM付近で南下し、SSTBと合流して濃くなっているように見える。衛星はイオ。
ZWO ASI462MC + FireCapture + AutoStakkert!3 + WinJUPOS + Registax6
T: 4/5 S: 2/5
22時半くらいまではひつじ雲の通過で晴れ間が続かず、いつもの 12本セットも 7本撮影がやっとだった。(メタンバンドとのペアも撮影できなかった)
その後は快晴となって 23:50くらいまでは気流も少し落ち着いていたが、その後悪化したため撤収した。
ZWO ASI462MC + FireCapture + AutoStakkert!3 + WinJUPOS + Registax6
T: 3-2/5 S: 3-4/5
21時前は快晴だったが、南から雲が押し寄せてきて、その後は合間をぬっての目まぐるしい撮影となり、撮影間隔も derotation本数もバラバラになってしまった。
気流がよい時に限って雲がわく傾向が続いている。
さらにその後は完全に曇ってしまった。GRSが出てくる時間帯だったので残念。
3セット目、4セット目の RGBは ssが 5msなのに fpsが 55に留まっていて画像がノイジー。SSDは熱くなっておらずサーマルスロットリングは考えにくいので原因不明。
今までに同じことが起こっていたかどうかは未確認だが、今後は毎回 fpsを確認する必要がある。
ZWO ASI462MC + FireCapture + AutoStakkert!3 + WinJUPOS + Registax6
T: 2/5 S: 1-2/5
GRS周辺を見やすい日で、快晴で、肉眼で見る星の瞬きは小さかったので良シーイングを期待したが、Windyでは 10km以上の高空に 60km/h超のジェット気流があり、実際にシーイングは悪く、高度が上がればよくなるかと粘ったがまったくダメだった。
詳細不明だが oval BAがだいぶ GRSから離れて輪郭がハッキリしてきたように見えることやNEBsの CM-II=20°あたり(EZn?)に明るいオレンジ色の明るい部分があることが目立つ。衛星はエウロパ。
2023年12月
- 2023/12/10 自作 D=150mm F8.4 ニュートン直焦点 + 2×バーロー
- 2023/12/10 自作 D=150mm F8.4 ニュートン直焦点 + 2×バーロー
ZWO ASI462MC + FireCapture + AutoStakkert!3 + WinJUPOS + Registax6
T: 3/5 S: 1-2/5
昼間良く晴れて暖かく、天気予報も下り坂予報だったので良気流を期待したが、それほどでもなく、さらに 20時を過ぎるあたりから帯状の薄雲通過で中断。その後は寒くなり 22時以降は気流も悪化していったので撮影は諦めた。
中断前は RGBより CH4の方が写りがよかったのに対して、撮影再開した 21時以降は CH4の悪化が激しいのが不思議。
衛星はイオ。
ZWO ASI462MC + FireCapture + AutoStakkert!3 + WinJUPOS + Registax6
T: 3/5 S: 2/5
前夜は雨だったが昼間は良く晴れて夜も気温は高め。
気流は比較的安定しており高度が上がるにつれてシーイングもよくなってきていたが、この後曇ってしまい回復せず。(全国的に良い天気らしいが静岡周辺だけ曇りって...)
2枚目の CMあたりの SEBsに動きがありそう。また NEBは非常に複雑。
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© Copyright 2023- Satoru Yamane, all right reserved.
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