昨夜のことになりますが、富士宮では年に数度あるかどうかというほどの透明度の良さで、市街地のはずれにある自宅でも低空までたくさんの星が見えていました。

夜半を過ぎるころにはさそり座が昇ってきますが、いつもは今ひとつシャープさに欠ける毒針の星もキラキラしていますし、ふだん意識することのないおおかみ座とかケンタウルス座あたりの星々までもが存在をアピールしています。

世間は新元号発表を前に騒がしいのですが、夜空はそんなことには関係なく静かに星が巡っています。
日曜の夜ではありましたが、いても立ってもいられずポータブル赤道儀とカメラを出しました。

撮ったのはへびつかい座にある Sh2-27と、いて座の M8,M20からバンビの横顔を経て M17にかけてのエリアで105mmマクロを使っています。

Sh2-27は大きくて 105mmでは入りきらないので 2パネルのモザイクの予定で、西半分はすでに撮影済。
残る東半分がなかなか好条件で撮れていなかったので絶好のチャンス到来というわけです。

いて座の方は Sh2-27が終わってからの順番だったので撮影を開始したのは薄明開始の 30分前。
薄明開始で打ち切るとコンポジット用の枚数が足りないので、薄明開始から 20分くらいは粘って撮りました。

結果はこちらです。

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