FML4 patch
1980年代後半から FMLを使って身内のメイリングリストを運営しているのですが、サーバの OSのバージョンが上がるにつれて perlのバージョンも上がり、perl 5.10あたりからはエラーが出て動かないという状況が出てきて、その都度エラーになった箇所だけを潰すという場当たり的な対応で使い続けてきました。
本家サイト(http://www.fml.org/)を見る限り FML4系はすでにメンテナンスも止まっている(?)ようなので、今後のために、fml-4.0-stable-20040215に対して、FreeBSD 10.2-RELEASEの perl 5.20 で動くようにするパッチを作成してみました。
downloadは こちらからどうぞ。もしどこかで何かのお役に立てばうれしいです。
追加情報
- 2023/12/12 Rocky Linux 9の perl 5.32でまったく新規のインストールを試す機会がありましたが、このパッチを当てて動作しています。(当てないと perl makefml install も実行できません)
- これまで特に記載していませんでしたが、FreeBSD 10, 11, 12, 13などでも pkgでインストールした perlで動作しています。
追加情報2: DMARC fail対策
- 2024/03/03 Gmailの DMARCアライメントチェックによって Gmailのメンバーにメイルが届かなくなりました。原因は、From:アドレスが投稿者のアドレスであるメイルが MLサーバのドメインから出ているためなので、From:アドレスを MLのアドレスにするように $SMTP_OPEN_HOOKを追加しました。
- 同時に、投稿者のアドレスは 'X-ML-Original-From'フィールドを追加して保存するようにしました。一般的な MUAでは表示されないフィールドですが、運用している MLではほとんどの人が signatureに自身のメイルアドレスを入れていること、本文でも名乗っていることから問題ないと判断しました。
- 具体的な対策としては、config.phの '# YOU CAN EDIT MANUALLY AFTER HERE.' と書かれている行の直後に以下の内容を追記しています。
$SMTP_OPEN_HOOK = q{
$Envelope{'fh:from:'} = $MAIL_LIST;
©_FIELD('From', 'X-ML-Original-From');
};