接眼部取付金具製作・トップリング完成
2004/09/04
接眼部取付金具の製作
接眼部は BORGのヘリコイドを使うことにしていた(すでにこの時点で予算はオーバー ^^;)ので、 それをトップリングに取り付ける金具を作った。 トップリングの補強もかねるため、 少々重くなるのは覚悟の上で 3mm厚のアルミアングルを 2mm厚のアルミアングルでつないで枠を作った。 金ノコで切ってヤスリで仕上げ、手持ちの電動ドリルで穴をあけてタップを立てて、 てな事をやっていたら真夜中までかかってしまった。 ^^;
 
2004/09/05
トップリングほぼ完成
前日の夜に組み上げた接眼部取付金具をトップリングに取り付けた。
これでトップリングはほぼ完成。(あとはクランプをつけて塗装すれば終わり。)
それと、ミラーボックス側のパイプ終端を金具で受けるようにして、 とりあえずパイプが下に抜けることはなくなったので、 バランスを確認するために、アイピースをつけ、 ミラーとセルの材料をミラーボックスに入れた状態で組み上げてみた。
 
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予想どおり(^^;)トップヘビーだったので、 適当な重り(シャコ万力やハンマー)をミラーボックスにぶらさげてバランスさせてみたところ。 約 2kgの重りが必要だった。


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接眼部周辺のアップ。 当然、これからすべてツヤ消しの黒で塗装する。
 
 
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自分的には、操作感はもう立派な望遠鏡。 :-)
 

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ミラーボックスの中にはセルの材料とミラーも入っているけど、 こんなに追加の重りが必要だった。 ^^;;
セル回りはアルミアングルなどで作るつもりだったけど、 入手・加工が容易で重いもの(真鍮とか?)を使うように変更しようかと思案中。 (でも、そうすると運搬時に重くなっちゃうしなあ。)

ということで、残す山場はいよいよ主鏡セルだけ。
せめて材料の切りだしだけでも電動工具が使えればなあ。

2004/09/11
初めて実際の光学系で星を見た!!(でもまだファーストライトとは言えないな ^^;)
今日は娘の部屋の改装にまる一日つき合わされたのでドブの方は進展なし。 ^^;
夕方、家具の梱包に使われていた発泡スチロールの大きな板(厚みが約 20mm)を見ているうちに、 これをミラーボックスに敷いて枚数で厚みを調整すれば、 仮のセルの代わりくらいにはなるんじゃないかと思い付き、 早速カッターナイフで切り出してミラーボックスに主鏡をセットし、 光軸を確認すると、意外といい線まで合っている。(ずれていても調整はできないんだけど。 :-p)
大いに期待して外に持ち出して組み上げ、薄い雲の中に見えるベガを覗いてみた。 けど...ピントがでない。 :-(
一応大ボケにホケた像は見えているが、ヘリコイドを前後させてみると、 どうやら筒が長すぎたらしくて思いきり内ピンなのがわかる。 主鏡の焦点距離が計算値と違うのだろうか、と不安になる。
そうこうしているうちに空は一面の雲に覆われてしまった。 :-(
ちょっとガックリして部屋にもどり、厚みを確認してみたら、 どうやら発泡スチロールの板が 1枚足りなかったようだ。 ^^;
慌ててセットしなおして空を見たが、もう完璧に曇っている。 というわけで、鏡筒長の確認は明日以降におあずけ。 でも、おおまかには合っていそうな感じなので、期待がもてる。 :-)
 
2004/09/12
鏡筒長決定。
図面を確認し、筒の長さを決定した。 結局 60mmほどパイプを切り詰めた。 (当初、安全をみて少し長めにしていたんだった。 ^^;)
昼間、遠くの景色でピントの確認をした。 ちゃんとピントが合った時はやはりうれしかった。
また、耳軸の内側・トップリング・接眼部などをツヤ消し黒で塗装した。
朝はとてもいい天気だったので気合いを入れて夜を迎えたが、 今夜も曇りで星での見え具合の確認はまだできていない。 :-(

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トップリング全部が真っ黒ではつまらないので、 前面だけを「冬の徹夜明けの青空」をイメージしたメタリックブルーにしてみたんだけど、 何の表面仕上げもせずに塗ってしまった上にムラになってしまって、 「薄い雲を引いた空」になってしまった。 ^^;
それでもまあ、僕自身はわりと気に入っているんだけど、 家族にはすこぶる評判が悪いので手直ししようかどうか迷っている。 耳軸の外側やロッカーボックスは今のところ塗色未定。
 
 
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めでたく鏡筒長が決まったので、 支柱には乱反射防止と冬場の触感改善と移動時にパイプ同士がぶつかってうるさくなるのを防止するため、 水道菅の凍結防止材(発泡ウレタン?)を巻いてみた。 (本当は黒いのがあればよかったんだけど...) 望遠鏡を振り回す時に握った感触がソフトでいい感じ。 :-)
 
 
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接眼部の反対側に黒の PPシートで迷光防止の遮光板を付けた。 ホックでワンタッチで着脱可能。(けど、またまたトップヘビーになる要素だ。 ^^;)
カシメ工具を持っていないので、ホックを PPシートにカシメるのに苦労した。
 
 
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セル工作については、5mm厚のアルミ板からひーこら言いながら三角板を切りだし、 M8のアジャスタを逆さに取り付けて首ふりするようにした。(周囲の仕上げはこれから)
ここは手持ちのドリルでは位置精度に不安があったので、 今回のドブ製作では何かとお世話になってるホームセンター(ジャンボエンチョー富士宮店)で ボール盤を借りて工作した。 この首ふり三角板を、 三角形に折り曲げた角パイプで作ったセルのベースに付けて 9点支持にする。
 
 
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ピント確認のため、とりあえず仮に発泡スチロールだけで支えられている主鏡。 この画像だとわかりにくいかも。
 
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セイロに似合う(?)落し蓋風のミラーカバー。 トップリングを作った時、真中をくりぬいた時の余りを使っている。 ここも塗色は未定。

いよいよ残すところはセル(と光軸調整機構)の製作・塗装とバランスの解決だけ。
あ、あと、ロッカーボックスの高さだけど、ほこりっぽい地面に置くことも考えて、 ベアリングへの土・砂粒の侵入から守るために少し高めにしてあるんだけど、 僕以外の人が覗く時には高すぎるようなので、 ベアリングが地面すれすれに来るように変更するかもしれない。
セルは金属加工ばかりなので材料を切るだけで時間(と体力 ^^;)をとられるが、 今月は休みが多いので、なんとか今月中に仕上げたい。