現地 6日目～帰国前後
夢のような一週間はあっという間に過ぎてしまいました。
6日目(帰国前日)の午後は、クーナバラブランの町に買い出しに出かけ、その後ミルロイ天文台から機材を撤収し、各々帰国に向けて荷造りをしました。
この日の夕食は再び Oさんのステーキがメインで打ち上げです。
旅の前半は主力隊の到着遅れなどのハプニングもありましたが、その後はとても順調で、連日の好天の下で素晴らしいオーストラリアの夜空を堪能できたことに乾杯しました。
翌朝は 8時半出発ということで早めに就寝しました。
シドニーへ
帰国する日も雲一つない素晴らしいお天気です。
ミルロイ天文台の前で記念写真を撮り、シドニーに向けて出発。
途中、トレイ休憩のために寄った公園のようなところで海王星のオブジェを発見しました。
早くもずいぶん遠ざかったんだな、と実感します。
その後も順調にドライブを続け、大きな教会のあるマッジーの町で昼食をとりました。
マッジーの街はとても賑やかで教会の前ではファーマーズマーケットが開催されていました。
大きめのスーパーでお土産にするお菓子を買い、またドライブ再開です。
次に休憩したのは、有名なブルーマウンテンズ国立公園の西にあるリスゴーという町のマクドナルド。
このあたりは山があるためか雲がかかっていて小雨も降っていました。今回の旅で初めての雨です。
シドニーにもだいぶ近づいているせいか交通量も多くなって、1週間ぶりに信号機を見ました。
少しずつ気持ちが切り替わっていくのを感じます。
山を越えてまた下るといよいよシドニーの市街地で久しぶりの都会の風景になります。
高速道路も渋滞していますし、もうすっかり夢が醒めてしまった気分でした。
空港の手前でガソリンを入れて無事にレンタカーを返して、空港で手続きを済ませるとかなり時間があったので、ショッピングをするでもなく空港内をうろついて時間をつぶし、気がつくとなんとなく流れの中で飛行機に乗っていた感じです。
そして日本へ
帰りのフライトもいたって順調でまったく快適でした。
日本周辺の高空では雲の中でしたが、それを突っ切って雲の下に入ると富士山が見え、さらに高度が下がって東京のゴミゴミした街並みが見えてきたと思ったら完全に夢は醒めていました。
空港からトランク2つを宅配便で発送し、京急で品川へ。
この日の東京の気温は22℃と 8月下旬としてはかなり低くて、うだるような暑さを想像していたのでちょっと拍子抜けするくらいでした。
あとは通勤で使っている新幹線をいつもとは逆方向に向かい、お昼前には自宅に帰還しました。