スパイダーの補強
斜鏡の支えは初代鏡筒で作った一本脚のままで使っていましたが、写真用となると同じ対象に長時間むけている間にたわみで光軸が狂う可能性が高いのと、輝星が写野に入った時に発生する光条が一直線で美しくないと思い始め、 2012年7月に 4本脚のスパイダ―を作りました。(これだと光条は十字形になる。)
できるだけ薄く作ろうと思い、ホームセンターで 0.5mm厚のアルミ板を買ってきてカッターで写真のように切り出し、瞬間接着剤で貼り合わせました。
見るからに華奢ですが、4方向からの引っ張りでテンションがかかると意外とがっちり固定されていい感じでした。
ただ、テンションをかけ過ぎると中央部の貼り合わせた場所が剥がれてしまうという重大な欠陥がありました。(苦笑)
そこは目をつぶれば、実際に撮ってみるとこんな感じで光条が十字型に出るようになりましたし、脚のたわみが激減したので光軸もそれまでよりシビアに合わせられるようになりました。
とは言え、まだ十字が非対称形ですし光芒が割れている箇所もあるので改修が続きます。